06. 計算出力のサブセクション
一般事項
ここでは、構造計算書記載事項の入力、解析処理の実行、 解析結果グラフ、 構造計算書の出力を行います。

・応力図のモーメントは節点位置で記載します。
・終局時応力図は長期応力を含みます。
・終局時変位図は長期変位を含みません。
計算書記載事項
メインメニュー「計算・出力」→「構造計算書記載事項」を選択します。
ここでは、計算書に記載する項目を入力します。「項目一覧」および「計算書目次」の一覧から該当項目を選択、またはタブを選択して、必要に応じて入力してください。

解析処理の実行
メインメニュー「計算・出力」→「計算実行」を選択します。ここでは、実行する解析事項の選択を行います。

解析処理の実行
「解析処理」枠内の解析処理一覧から、解析を実行する項目にチェックを入れてください。
「実行」ボタンを押すと、解析処理を開始します。解析処理が終了すると、ダイアログおよび出力メッセージを表示します。
出力メッセージの詳細は「出力メッセージ一覧」を参照してください。

RESP-F3T、 F3、 F3D、 M/Ⅱ の入力データの生成
RESP-F3T、 F3、 F3D、 M/Ⅱ の入力データ形式に変換することが可能です。詳細は「出力指定」を参照してください。
出力メッセージ一覧
出力メッセージの一覧を下記に示します。
また、 出力メッセージ内容中の ”*” には、 部材の位置情報や配置情報等の詳細情報が表示されます。
エラー一覧
解析モデル作成
No | 内容 |
---|---|
1 | [*, *]符号 * が定義されていません |
2 | [*, *]RCは未対応です |
3 | [*, *, *]部材配置エラー |
4 | [*, *, *]部材配置エラー |
5 | 床組[*, *] 分割パラメータエラー |
6 | 床組[*, *] 床組内部に大梁が存在します |
7 | 床組[*, *] 複数の床組が存在します |
8 | 床組[*, *] 結合節点に問題があります |
9 | 床組[*, *] 床組構成多角形の内角がπを超えています |
10 | 床組[*, *] 梁が交差しています |
11 | 床組[*, *] 同一平面状に節点が存在しません |
12 | 片持ち床[*, *] 取り付く大梁が存在しません |
13 | 片持ち床[*, *] 梁端部からの距離の和が梁長さより長いです |
14 | 片持ち床[*, *] スラブ出幅はゼロより大きい数値を設定してください |
15 | 出隅・入隅[*, *] 幅指定がゼロ以下になっています |
16 | 出隅・入隅[*, *] 面積がゼロになっています |
17 | 小梁 [*, *]分割パラメータエラー |
18 | 小梁[*, *]I端節点接続部材が存在しません |
19 | 小梁[*, *]J端節点接続部材が存在しません |
20 | 片持ち梁[*, *] 大梁平行の基準となる大梁が存在しません |
21 | 耐震壁[*, *] 同一平面状に節点が存在しません |
22 | 耐震壁[*, *]上下とも梁が存在しません |
23 | 耐震壁[*, *] 大梁が直線状に配置されていません |
24 | 仕上げ壁[*, *]同一平面状に節点が存在しません |
25 | 仕上げ壁[*, *]上下とも梁が存在しません |
26 | 仕上げ壁[*, *]大梁が直線状に配置されていません |
27 | 開口[*, *] 耐震壁が配置されていません |
架構認識
No | 内容 |
---|---|
1 | 架構認識エラー |
2 | * [*, *]架構認識エラー。 * |
3 | [*, *], * は未実装です |
4 | 波形ファイル * が存在しません |
5 | *ケースの波形定義名 * が存在しません |
6 | 大梁[*, *]断面が存在しません |
7 | 片持ち梁[*, *]断面が存在しません |
8 | 柱[*, *]断面が存在しません |
9 | 大梁[*, *]断面位置 *の断面が存在しません |
10 | 片持ち梁[*, *]断面位置 *の断面が存在しません |
11 | 柱[*, *]断面位置 *の断面が存在しません |
12 | 大梁[*, *]断面に鉄筋が存在しません |
13 | 片持ち梁[*, *]断面に鉄筋が存在しません |
14 | 柱[*, *]断面に鉄筋が存在しません |
15 | 壁[*, *]断面に鉄筋が存在しません |
16 | 壁[*, *]内法形状計算が出来ません |
17 | 壁[*, *]内法形状計算が出来ていないため、縦横比の自動計算が出来ません |
18 | 大梁[*, *]断面形状が一致しません |
19 | 片持ち梁[*, *]断面形状が一致しません |
20 | 柱[*, *]断面形状が一致しません |
21 | 柱[*, *]X,Y方向ともに断面が定義されています |
22 | [*, *]CFT柱断面として定義出来ない断面形状です。 |
23 | [*, *]円形柱に矩形鉄骨はSRC柱断面として定義出来ない断面形状です。 |
24 | 柱[*, *]鉄骨断面形状指定エラー。 * |
25 | 柱[*, *]SRC断面で鉄骨断面形状がRC断面形状を超えています |
26 | 大梁[*, *]SRC断面で鉄骨断面形状がRC断面形状を超えています |
27 | 大梁[*, *]端部断面チェック。 * |
28 | 大梁[*, *]周辺配置部材チェック。 * |
29 | 柱[*, *]構造種別が定義出来ません |
30 | 大梁[*, *]構造種別が定義出来ません |
31 | 片持ち梁[*, *]構造種別が定義出来ません |
32 | ブレース[*, *]断面が存在しません |
33 | ブレース[*, *]直接指定断面積がゼロです |
34 | ブレース[*, *]梁タイプで直接指定されています |
35 | Kブレース[*, *] *側に大梁が存在しません |
36 | Kブレース[*, *] *側に複数の大梁が存在します |
37 | Kブレース[*, *]既に *が配置されているため配置出来ません |
38 | X型のアンボンドブレース[*, *]は配置出来ません |
39 | 水平ブレース[*, *]断面が存在しません |
40 | 水平ブレース[*, *]直接指定断面積がゼロです |
41 | 水平ブレース[*, *]梁タイプで直接指定されています |
42 | 水平ブレース[*, *]の座屈拘束ブレース配置は未対応です |
43 | 壁[*, *] * 複数の部材が配置されています |
44 | 壁[*, *] * に部材が配置されていません |
45 | 仕上げ壁[*, *] * に部材が配置されていません |
46 | 仕上げ壁[*, *] 同一位置の壁との整合性が取れていません。 |
47 | 開口[*, *] 同一位置の壁との整合性が取れていません。 |
48 | 開口[*, *] 位置に耐震壁が存在しません。 |
49 | 開口[*, *] No. * の開口面積がゼロです。 |
50 | 開口[*, *] No. * が壁範囲外に配置されています。 |
51 | 開口[*, *] No. * の開口配置が出来ません( * ) |
52 | 開口[*, *] 開口面積合計が壁面積を超えています。 |
53 | 大梁[*, *]長さがゼロ以下です |
54 | 大梁[*, *]内法長さがゼロ以下です |
55 | 大梁[*, *]可とう長さがゼロ以下です |
56 | 大梁[*, *] * の危険断面位置に直接入力で負の値が設定されています |
57 | 大梁[*, *] * の剛域に直接入力で負の値が設定されています |
58 | 柱[*, *]長さがゼロ以下です |
59 | 柱[*, *]内法長さ(構造階高から計算)がゼロ以下です |
60 | 柱[*, *, *, *]内法長さがゼロ以下です |
61 | 柱[, * ,, *]可とう長さがゼロ以下です |
62 | 柱[*, *] * * の危険断面位置に直接入力で負の値が設定されています |
63 | 柱[*, *] * * の剛域に直接入力で負の値が設定されています |
64 | 柱[*, *]間柱ダンパー長さがゼロ以下です |
65 | 柱[*, *]間柱ダンパーせん断剛性が指定されていないのに耐力が指定されています |
66 | 柱[*, *]間柱型ダンパー支持柱長さがゼロ以下です |
67 | 柱[*, *]間柱ユニットゴムダンパーの製品ユニット名が定義されていません |
68 | 柱[*, *]間柱ユニットゴムダンパーの支持柱符号が定義されていません |
69 | 雑壁[*, *] の長さがゼロです |
70 | 雑壁[*, *] の材料が定義されていません |
71 | 節点荷重[ * ] 荷重タイプが定義されていません |
72 | 免震支承[*, *]長さがゼロ以下です |
73 | 免震層ダンパー[ * ] 性能が定義されていません |
74 | 杭[*, *]長さが指定されていません |
75 | 杭[*, *]地盤バネグループ * が見つかりません |
76 | 杭[*, *]杭断面{}が存在していません |
77 | 杭[*, *]杭断面の途中に長さゼロの断面 * が存在します |
78 | 平面応力要素[*, *] の材料が定義されていません |
79 | [ * ] 配置エラー。* |
80 | 大梁[*, *]の方向が不明です。大梁を配置後、節点結合を行ってください。 |
準備計算
No | 内容 |
---|---|
1 | 架構認識エラー |
2 | 大梁[*, *]荷重計算エラー。 * |
3 | 小梁[*, *]荷重計算エラー。 * |
4 | 柱[*, *]荷重計算エラー。 * |
5 | 床組[*, *]荷重計算エラー。 * |
6 | 壁[*, *]荷重計算エラー。 * |
7 | 壁仕上げ[*, *]荷重計算エラー。 * |
8 | 壁開口[*, *]荷重計算エラー。 * |
9 | ブレース[*, *]荷重計算エラー。 * |
10 | 水平ブレース[*, *]荷重計算エラー。 * |
11 | 大梁[*, *]荷重計算エラー。部材特殊荷重の指定が不適切です。 |
12 | 大梁[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
13 | 小梁[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
14 | 柱[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
15 | 床組[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
16 | 壁[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
17 | ブレース[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
18 | 水平ブレース[*, *]剛性耐力計算エラー。 * |
19 | [*, *]コンクリート材料定義エラー。 |
20 | [*, *]鉄筋材料定義エラー。 * |
21 | [*, *] * が定義されていません。 |
22 | [*, *]鉄骨材料定義エラー。 * |
23 | [*, *]CFT柱断面に方向を持つ断面( * )が指定されています。 |
24 | [*, *]CFT柱断面として定義されていません。 |
25 | [*, *]SRC柱断面性能計算エラー。 * |
26 | [*, *]すべり支承直接軸力指定値がゼロです。 |
27 | [*, *, *]非充腹鉄骨大梁がRC断面が存在しない断面に指定されています。 |
28 | [*, *, *]非充腹鉄骨大梁がS断面が存在する断面に指定されています。 |
29 | [*, *, *]非充腹鉄骨柱がRC断面が存在しない断面に指定されています。 |
30 | [*, *, *]非充腹鉄骨柱がS断面が存在する断面に指定されています。 |
31 | [*, *]部材荷重、指定位置が部材上にありません。 * |
32 | [*, *]部材荷重、小梁にCMQは配置できません。 * |
33 | [*, *]部材荷重、未対応の荷重です。 * |
34 | 壁[*, *] * に鉄骨部材が配置されています |
35 | 多剛床での重量直接入力は現在未対応です。 |
36 | 途中で複数の剛床に枝分かれするようなモデルは計算できません。*, * |
37 | 大梁耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
38 | 大梁復元力特性タイプ直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
39 | ブレース耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
40 | ブレース復元力特性タイプ直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
41 | 柱座屈長さ係数直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
42 | 柱復元力特性直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
43 | 壁復元力特性直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
44 | 大梁コンクリート材料直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
45 | 柱コンクリート材料直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
46 | 壁コンクリート材料直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
47 | 耐震壁耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
48 | 層せん断力集計指定(No. * )の範囲指定 * が正しくありません |
49 | 節点時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
50 | ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
51 | 任意節点間ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
52 | 免震部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
53 | 間柱部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
54 | 壁時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
55 | 水平ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
56 | 免震層ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
57 | 大梁時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
58 | 大梁非充腹鉄骨(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
59 | 柱非充腹鉄骨(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
60 | 柱部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
61 | 柱せん断耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
62 | 支点ばねの非線形特性直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
63 | 節点[*, *]節点支持タイプがばねではありません |
64 | 支点ばね時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
65 | 大梁ジョイント位置直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
66 | 大梁一本部材指定入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
断面算定
No | 内容 |
---|---|
1 | [*, *]断面算定時エラー * |
2 | * 算定用応力結果が存在しません |
3 | 一本部材指定大梁( * )の一部が断面算定対象外となっています |
応力解析
No | 内容 |
---|---|
1 | 応力解析時エラー * |
2 | 荷重増分解析結果から断面算定を行うため、荷重増分解析指定を行ってください |
3 | 断面算定を行うため、指定方向 * の荷重増分解析実行フラグをセットしてください |
4 | 断面算定を行うため、指定方向 * の荷重増分倍率 1.0 を指定してください |
5 | 杭解析結果から断面算定を行うため、杭解析指定を行ってください |
終局検定
No | 内容 |
---|---|
1 | 終局検定時エラー * |
2 | この鉄筋の終局検定は現在荒川式のみ選択できます。 *, *, * |
杭解析
No | 内容 |
---|---|
1 | 杭計算エラー * |
質点系振動解析
No | 内容 |
---|---|
1 | すべり・転がり支承の長期軸力が設定されていません * |
2 | 免震層ねじれ考慮モデルではロッキングは設定できません |
3 | 免震層ねじれ考慮モデルではスウェイ・ロッキング重量は設定できません |
4 | 等価曲げせん断型で剛床内並列ばねを設定することはできません |
警告一覧
架構認識
No | 内容 |
---|---|
1 | 壁[*, *] * に部材が配置されていません |
2 | 壁[*, *] * に鉄骨部材が配置されています |
3 | 壁[*, *] にの形状係数が計算できないため,κ=1.2とします |
4 | 大梁[*, *] * に複数の柱が配置されているため、正しい剛域、危険断面位置の計算が出来ません |
5 | 大梁[*, *] 大梁断面算定位置指定 * が正しくありません |
6 | 大梁[*, *] * が中央を上回るか負になっているため、1/4位置とします |
7 | 大梁[*, *] * の危険断面位置が剛域よりも内側に存在するため、剛域端を危険断面位置とします |
8 | 大梁[*, *] * の危険断面位置が負になっているため、節点位置とします |
9 | 大梁[*, *] * の剛域が負になっているため、節点位置とします |
10 | 柱[*, *] * * の危険断面位置が負になっているため、節点位置とします |
11 | 柱[*, *] * * の剛域が負になっているため、節点位置とします |
12 | 柱[*, *] * * の危険断面位置が剛域よりも内側に存在するため、剛域端を危険断面位置とします |
13 | Kブレース[*, *] * 側の中間節点に基準節点を使用します |
14 | 開口[*, *] No. * 位置 * が柱梁フェイス面を超えています。 |
15 | 開口[*, *] No. * - * が重なっています。 |
16 | 免震支承[*, *]柱頭が拘束されています |
17 | 免震支承[*, *]柱脚が拘束されていません |
準備計算
No | 内容 |
---|---|
1 | 材料定義が上書きされています |
2 | 大梁[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
3 | 大梁[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
4 | 大梁[*, *]RC断面形状が定義されていません |
5 | 大梁[*, *]コンクリート材料が定義されていません |
6 | 大梁[*, *]せん断耐力直接入力項目が不足しているため、自動計算値を採用します。 |
7 | 大梁[*, * パワーリング]SPR785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
8 | 大梁[*, * エムケーフープ]MK785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
9 | 小梁[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
10 | 小梁[*, *]RC断面形状が定義されていません |
11 | 小梁[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
12 | 小梁[*, *]コンクリート材料が定義されていません |
13 | 片持ち梁[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
14 | 片持ち梁[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
15 | 片持ち梁[*, *]RC断面形状が定義されていません |
16 | 片持ち梁[*, *]コンクリート材料が定義されていません |
17 | 柱[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
18 | 柱[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
19 | 柱[*, *]RC断面形状が定義されていません |
20 | 柱[*, *]RC材料が定義されていません |
21 | 柱[*, *]間柱ダンパーの長さ指定が材長を超えています |
22 | 柱[*, * パワーリング]SPR785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
23 | 柱[*, * エムケーフープ]MK785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
24 | ブレース[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
25 | ブレース[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
26 | ブレース[*, *]座屈を無視します( * ) |
27 | 水平ブレース[*, *]鉄骨断面形状が定義されていません |
28 | 水平ブレース[*, *]鉄骨材料が定義されていません |
29 | 水平ブレース[*, *]座屈を無視します( * ) |
30 | 壁[*, *]断面形状が定義されていません |
31 | 壁[*, *]厚さが定義されていません |
32 | 壁[*, *]コンクリート材料が定義されていません |
33 | 壁仕上げ[*, *]形状が定義されていません |
34 | 壁開口[*, *]形状が定義されていません |
35 | 壁開口[*, *]開口率計算で負数となっている |
36 | 壁[*, *]壁に応力が発生していないため、せん断スパン比が計算できません。 |
37 | 雑壁[*, *]最下層に自立型雑壁が配置されているため、荷重を無視します |
38 | [*, *]鉄筋重心位置配置が異常です。 * |
39 | [*, *] *ひび割れ耐力が降伏耐力を超えたため、降伏耐力をひび割れ耐力とします。 |
40 | [*, *]αyが正しく計算できないためバイリニアとします。 * |
41 | [*, *]既成断面で、Web,Flangeの材料指定が異なります。 * |
42 | [*, *]既成断面で、指定材料の定義された厚みを超えています。 * |
43 | [*, *]X,Y方向断面で、材料指定が異なります。 * |
44 | 節点時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
45 | ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
46 | 任意節点間ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
47 | 免震部材時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
48 | 間柱部材時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
49 | 壁時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
50 | 水平ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
51 | 免震層ダンパー時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
52 | 大梁時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
53 | 柱部材時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
54 | 支点ばね時刻歴出力指定(No. * )のケース指定( * )が正しくありません |
55 | 節点[ * ] 直接入力(No. * ) 節点荷重を負担する部材(柱、大梁、ブレース、壁、免震部材)が存在しないため、応力計算用節点荷重の直接入力を無視します |
56 | 大梁耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
57 | 大梁復元力特性タイプ直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
58 | ブレース耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
59 | ブレース復元力特性タイプ直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
60 | 柱座屈長さ係数直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
61 | 柱復元力特性直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
62 | 壁復元力特性直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
63 | 大梁コンクリート材料直接入力No. * )の位置指定 * が正しくありません |
64 | 柱コンクリート材料直接入力No. * )の位置指定 * が正しくありません |
65 | 壁コンクリート材料直接入力No. * )の位置指定 * が正しくありません |
66 | 耐震壁耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
67 | 節点時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
68 | ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
69 | 任意節点間ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
70 | 免震部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
71 | 間柱部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
72 | 壁時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
73 | 水平ブレース・ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
74 | 免震層ダンパー時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
75 | 大梁時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
76 | 大梁非充腹鉄骨(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
77 | 大梁非充腹鉄骨(No. * )の弦材強度が入力されていないため、鉄骨フランジ材料を使用します。 |
78 | 大梁非充腹鉄骨(No. * )のウェブ強度が入力されていないため、鉄骨ウェブ材料を使用します。 |
79 | 柱非充腹鉄骨(No. * )の位置指定*が正しくありません |
80 | 柱非充腹鉄骨(No. * )の弦材強度が入力されていないため、鉄骨フランジ材料を使用します。 |
81 | 柱非充腹鉄骨(No. * )のウェブ強度が入力されていないため、鉄骨ウェブ材料を使用します。 |
82 | 節点[*, *]節点支持タイプがばねではありません |
83 | 柱部材時刻歴出力指定(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
84 | 柱せん断耐力直接入力(No. * )の位置指定 * が正しくありません |
断面算定
No | 内容 |
---|---|
1 | [*, *]柱の検定値が1.0を上回っています |
2 | [*, *]大梁の検定値が1.0を上回っています |
3 | [*, *]ブレースの検定値が1.0を上回っています |
4 | [*, *]接合部の検定値が1.0を上回っています |
5 | [*, *]壁の検定値が1.0を上回っています |
6 | [*, *]杭の検定値が1.0を上回っています |
7 | [*, * パワーリング]Fcが24未満です。メーカー設計資料を確認してください |
8 | [*, * パワーリング]柱の長期軸力が引張の場合は損傷制御適用外、安全性確保で検定します |
9 | [*, * パワーリング]基礎梁は損傷制御適用外、安全性確保で検定します |
10 | [*, * パワーリング]梁せいが1000mmを超える場合は損傷制御適用外、安全性確保により検定します |
11 | [*, * エムケーフープ]梁せいが1000mmを超える場合は損傷制御適用外、安全性確保により検定します |
12 | [*, * エムケーフープ]柱の長期軸力が引張の場合は損傷制御適用外、安全性確保で検定します |
13 | [*, *]判定用曲げモーメントが計算できていません |
14 | [*, *]加力方向と直交方向の安全率が大きくなっています |
15 | [*, *]大梁において *°方向、 *°方向の応力を採用しています |
16 | [*, *]大梁付着のRC規準1991による検定でせん断応力度を満たしていません |
17 | [*, *]大梁付着のRC規準1991による検定で必要延長長さを満たしていません |
18 | [*, *]大梁付着のRC規準1999による検定で必要付着長さを満たしていません |
応力解析
No | 内容 |
---|---|
1 | 応力解析時ワーニング * |
終局検定
No | 内容 |
---|---|
1 | 終局検定時ワーニング * |
2 | [*, *]大梁において *°方向、 *°方向の応力を採用しています |
3 | 柱[*, * パワーリング]SPR785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
4 | 大梁[*, * パワーリング]SPR785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
5 | [*, * エムケーフープ] MK785では cotφはRpの指定によらず1.0を採用します |
6 | 柱[*, * エムケーフープ]MK785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
7 | 大梁[*, * エムケーフープ]MK785では荒川Mean式の計算は行えません。荒川Min式として計算します |
情報一覧
準備計算
No | 内容 |
---|---|
1 | 大梁[*, *]耐力に直接入力(No. * )を採用します |
2 | ブレース[*, *]耐力に直接入力(No. * )を採用します |
3 | ブレース[*, *]復元力特性タイプに直接入力(No. * )を採用します |
4 | 柱[*, *]座屈長さ係数に直接入力(No. * )を採用します |
5 | 節点[ * ]風圧力に直接入力(No. * )を採用します |
6 | 大梁[*, *]に非充腹鉄骨(No. * )を採用します |
7 | 柱[*, *]に非充腹鉄骨(No. * )を採用します |
8 | 柱[*, *]にせん断耐力直接入力(No. * )を採用します |
9 | 柱[*, * ]に復元力特性タイプ直接入力(No. * )を採用します |
10 | 大梁[*, * ]復元力特性タイプに直接入力(No. * )を採用します |
11 | 壁[*, *]に復元力特性タイプ直接入力(No. * )を採用します |
12 | 節点[ * ]応力計算用節点荷重に直接入力(No. * )を採用します |
13 | 大梁[*, *]コンクリート材料に直接入力(No. * )を採用します |
14 | 柱[*, *]コンクリート材料に直接入力(No. * )を採用します |
15 | 壁[*, *]コンクリート材料に直接入力(No. * )を採用します |
16 | 耐震壁[*, *]せん断耐力に直接入力(No. * )を採用します |
17 | 支点ばね[ * ]に非線形特性直接入力(No. * )を採用します |
18 | 大梁[*, *]ジョイント位置に直接入力(No. * )を採用します |
エラーの原因・改善方法
エラー:入力と消費エネルギー比が閾値を超えました(収束判定)
こちらのエラーが出た際、以下に記載されている6つのいずれかが原因だと考えられます。
原因1:滑り支承や引張非線形を考慮した支承材が使用されている
解析の際、支承材が引張の領域に入ってしまっていることが原因でエラーが起きてしまうことがございます。実際に引張剛性が0になっており発散している例がございました。
そのため支承材が引張の領域に入ってしまっていないかご確認お願いいたします。
原因2:粘性ダンパー・粘性壁が使われている
以下の記事が関係している可能性がございます。ご確認ください。
https://resp-blog.kke.co.jp/2018/08/27/vdamper/
原因3:RDTダンパーが使われている
上記と同じですが、支持剛性を省略して無限大の剛性としていてエラーとなるケースが多いです。
支持剛性に使用する値はダンパーの受け手となる部材の剛性を入力されることが一般的です。
支持剛性の詳細な値はRDTのメーカーにお問い合わせいただくと使用する装置ごとに
剛性の値を示して貰えるケースがございます。
原因4:モード別減衰を使用している
固有値解析を200次など高次まで行う際、モード減衰の高次まで設定がされていなければ高次の減衰が0となり、それが原因でエラーが発生している可能性がございます。
原因5:線形加速度法を採用している(β=1/6)
線形加速度法を使用すると発散しやすくなってしまいます。そのため線形加速度法を選択する理由が特にないようでしたら平均加速度法に変えて解析を行ってみてください。
原因6:その他
・解析の刻みが細かくない場合、細かくしていただくと改善される可能性がございます。
・部材非線形性能において二次勾配が零または負となっている可能性がございます。
・剛滑りのような初期剛性が高いもので第2勾配の剛性を0(完全バイリニア)としている可能性がございます。
・間柱ダンパーの支持柱の剛性が小さすぎる可能性がございます。
振動解析結果グラフ
メインメニュー「計算・出力」→「質点系振動解析結果グラフ」(質点系モデルによる結果)、または「立体振動解析結果グラフ」(立体モデルによる結果)を選択します。或いは、「計算実行」ウインドウの「図化処理実行」にチェックを入れ実行ボタンをクリックします。 グラフは下記が出力可能です。
質点系振動解析結果グラフ
- 刺激関数図
- 免震構造の刺激関数図(実効周期による刺激関数図)
- 層の最大応答値グラフ
立体振動解析結果グラフ
- 固有モード図
- 三面三有モード図
- 免震構造の固有モード図(実効周期によるモード図)
- 免震構造の三面固有モード図(実効周期によるモード図)
- 免震層上下分離モデルの固有モード図
- 免震層上下分離モデルの三面固有モード図
- 層の最大応答値グラフ
層の最大応答値は、「図化処理指定」にて指定した項目について、図化処理を行い表示します。

構造計算書の出力
メインメニュー「計算・出力」→「静的解析構造計算書」を選択、または「計算実行」ウインドウの「印刷」ボタンをクリックします。ここでは、構造計算書の出力設定および表示を行います。

構造計算書のプレビュー画面の表示
「印刷項目 設定」の一覧から計算書に出力する項目にチェックを入れ、「プレビュー」ボタンを押してください。
構造計算書のページ設定
「ページの設定」ボタンをクリックすると、「ページの設定」ウインドウが開きますので、必要に応じて設定を変更してください。
出力例
(1) 伏図出力例
構造計算書の伏図の出力例を以下に示します。剛床解除とした節点は、伏図にて出力します。
(2) 軸組形式応力図出力例

・応力図に出力する値は節点応力です。
・せん断応力の後には「Q」を表示します。
GML:梁左端曲げモーメント(kN・m)
GMG:梁中央曲げモーメント(kN・m)
GMR:梁右端曲げモーメント(kN・m)
GQL:梁左端せん断力(kN)
GQR:梁右端せん断力(kN)
GN:梁軸力(kN)C:圧縮,T:引張
CMT:柱頭曲げモーメント(kN・m)
CMB:柱脚曲げモーメント(kN・m)
CQ:柱せん断力(kN)
CN:柱軸力(kN)C:圧縮,T:引張
スパン長の単位(mm)
階高の単位(mm)


(3) 軸組形式検定値図出力例


(4) 軸組形式ヒンジ図出力例

(5) 断面検定表出力例
[鉄筋コンクリート造大梁の断面検定表]
符号一覧を以下に示します。
$b$:長方形梁の幅(
$mm$)
$D$:梁せい(
$mm$)
$d _{t上}$:引張縁から引張鉄筋重心までの距離(上端引張)(
$mm$)
$d _{t下}$:引張縁から引張鉄筋重心までの距離(下端引張)(
$mm$)
$a _{t上}$:引張鉄筋の断面積(上端引張)(
$mm^2$)
$a _{t下}$:引張鉄筋の断面積(下端引張)(
$mm^2$)
$P _w$:あばら筋比(%)
部材長、内法(
$mm$)
$\alpha _L$:長期のせん断スパン比
$M/(Q \cdot d)$による割増係数
$\alpha _{s1}$:短期正加力時のせん断スパン比
$M/(Q \cdot d)$による割増係数
$\alpha _{s2}$:短期負加力時のせん断スパン比
$M/(Q \cdot d)$による割増係数
[梁の曲げに対する断面算定]
$M _L$:長期曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{sn}$:積雪荷重曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{E1}$:正加力時の地震荷重による曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{E2}$:負加力時の地震荷重による曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{w1}$:正加力時の風圧力による曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{w2}$:負加力時の風圧力による曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{s上}$:短期設計用曲げモーメント(上端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{s下}$:短期設計用曲げモーメント(下端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{AL}$:長期許容曲げモーメント(
$kN \cdot m$)
$M _{AS上}$:短期許容曲げモーメント(上端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{AS下}$:短期許容曲げモーメント(下端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{y上}$:終局曲げ強度(上端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{y下}$:終局曲げ強度(下端引張)(
$kN \cdot m$)
$M _{L}/M _{AL}$:長期曲げモーメントに対する検定値
$M _S/M _{As上}$:短期曲げモーメントに対する検定値(上端引張)
$M _S/M _{As下}$:短期曲げモーメントに対する検定値(下端引張)
[梁のせん断に対する断面算定]
$Q _L$:長期せん断力(
$kN$)
$Q _{sn}$:積雪荷重によるせん断力(
$kN$)
$Q _{E}$:地震荷重によるせん断力(
$kN$)
$Q _{W}$:風圧力によるせん断力(
$kN$)
$Q _{D}$:短期設計用せん断力(
$kN$)
$Q _{AL}$:長期許容せん断力(
$kN$)
$Q _{As}$:短期許容せん断力(
$kN$)
$Q _L/Q _{AL}$:長期せん断力に対する検定値
$Q _D/Q _{AS}$:短期せん断力に対する検定値
(6) 終局検定表出力例
[鉄筋コンクリート造大梁の主局検定表]
符号一覧を以下に示します
$B$:梁幅 (
$mm$)
$D$:梁せい(
$mm$)
$dt$:引張縁から引張鉄筋重心までの距離(
$mm$)
部材長、内法(
$mm$)
$at$:引張鉄筋の断面積(
$mm$)
$jt$:主筋の重心間距離(
$mm$)
$pt$:引張鉄筋比(
$%$)
$pw$:せん断補強筋比(
$%$)
$Mu$:終局曲げ強度 (
$kN \cdot m$)
$Qmu$:両端ヒンジを仮定した場合の終局せん断応力(
$kN$)(
$=Mu 上+Mu下$)/内法
$QL$:長期せん断応力(
$kN$)
$QD$:両端ヒンジ仮定時の終局せん断応力(
$=\alpha \cdot Qmu+QL$)(
$kN$)
$Qsu$:せん断破壊によって決定するせん断耐力(
$kN$)
$\alpha su$:せん断に対する検定値(
$=Qsu/QD$)
$Qbu$:付着割裂破壊によって決定するせん断耐力 (
$N$)
$\alpha bu$:付着に対する検定値 (
$=Qbu/QD$)
$\tau bu$:1 段目主筋の付着信頼強度(
$N/mm^2$)
$\tau f$:設計用付着応力度(
$N/mm^2$)
$\alpha t$:梁の上端筋に対する付着強度低減係数
$bsi2$:2 段目の割裂長さ比
$kst2$:2 段目主筋に対する横補強筋効果
$\tau b2$:2段目主筋の付着信頼強度(
$N/mm^2$)
$Ld$:必要付着長さ(
$mm$)
符号一覧を以下に示します
$B$:柱幅(
$mm$)
$D$:柱せい(
$mm$)
$dt$:引張縁から引張鉄筋重心までの距離(
$mm$)
$at$:引張鉄筋の断面積(
$mm^2$)
部材長、内法(
$mm$)
$pt$:引張鉄筋比(
$%$)
$pw$:せん断補強筋比(
$%$)
$pg$:主筋全断面積のコンクリート全断面積に対する比(
$%$)
$Mm1$:正加力時の終局曲げ応力(
$kN \cdot m$)
$Mm2$:負加力時の終局曲げ応力(
$kN \cdot m$)
$Mu1$:正加力時の終局曲げ強度(
$kN \cdot m$)
$Mu2$:負加力時の終局曲げ強度(
$kN \cdot m$)
$Qm1$:正加力時の終局せん断応力(
$kN$)
$Qm2$:負加力時の終局せん断応力(
$kN$)
$Qsu$:せん断破壊によって決定するせん断耐力(
$kN$)
$Qbu$:付着割裂破壊によって決定するせん断耐力(
$kN$)
$NL$:長期柱軸力(
$kN$)
$Nm1$:正加力時の終局時柱軸力(
$kN$)
$Nm2$:負加力時の終局時柱軸力(
$kN$)
$Nut$:軸圧縮強度(
$kN$)
$Nuc$:軸引張強度(
$kN$)
$OTM$低減:応答転倒モーメントの低減係数
振動解析計算書
メインメニュー「計算・出力」→「振動解析計算書」を選択します。ここでは、振動解析結果の出力設定および表示を行います。なお、No.11からNo.21の図化出力については「履歴出力指定」を設定しておく必要があります。なお、質点系振動解析計算書では以下の5つのみ出力可能です。
・計算条件
・重心最大応答値図
・層せん断力分担図
・平面応答値図(免震層のみ)
・時刻歴図
出力を指定する図について、「図化出力」の該当項目にチェックを入れてください。また、「用紙サイズ」と「用紙方向」を選択してください。 なお、質点系振動解析計算書の場合、「計算条件」の出力でQ-δ曲線と骨格曲線の重ね書きグラフが出力できます。



1) 最大応答図出力指定 「最大応答値図の出力指定」ウインドウの「最大応答図出力指定」のタブをクリックします。
「振動解析ケース設定」 で設定した解析ケースの番号ごとに、出力を指定する図の項目にチェックを入れてください。 また、「特性変動指定」の枠内の該当項目にチェックを入れてください。
2) フレーム・階の指定
「最大応答値図の出力指定」ウインドウの「フレーム・階の指定」のタブをクリックします。
「階」「フレーム」ごとに、出力する項目にチェックを入れてください。
免震設計計算書
メインメニュー「計算・出力」→「免震設計計算書」を選択します。ここでは、免震設計について出力設定および表示を行います。
免震設計計算書では下記の出力が行えます。
∮ 1. 免震層の偏心
1.1 偏心率
1.2 重心・剛心図
∮ 2. 免震層上下大梁の設計
2.1 P-δ付加曲げモーメント一覧
2.2 P-δ付加曲げモーメント 検定値一覧
2.3 免震層上下大梁の断面算定
∮ 3. 固有値解析結果
∮ 4. 免震部材面圧
4.1 免震部材軸力検定値図
4.2 免震部材軸力検定詳細

次ページより免震設計計算書の例を示します。
偏心率
偏心率の計算結果を出力します。偏心率は「免震層設計条件」の「免震層想定変形」で設定した各変形状態における免震部材の等価剛性から剛心を算定し、偏心率を計算します。
重心・剛心図
偏心率計算時の重心および剛心図を出力します。
P-δ付加曲げモーメント一覧
P-δ効果による付加曲げモーメントおよび支承材せん断力による付加曲げモーメント(Q-h)を大梁ごとに表示します。想定する変形は「免震層設計条件」により設定できます。Q-hについては、「応力解析条件」→「応力条件2」→「せん断力によって発生するモーメントを考慮する」としていた場合には解析結果にQ-h付加曲げモーメントがすでに含まれているため、Q-h付加曲げモーメントは0となります。
[凡例]
P-δ付加曲げモーメント検定値一覧
P-δ効果による付加曲げモーメントを考慮した免震層上下大梁の曲げ検定値を表示します。

・断面検定比図においては、検定値により線色を以下のとおりに変更して表示します。
免震層上下大梁の断面算定
P-δ効果による付加曲げモーメントを考慮した免震層上下大梁の断面検定表を表示します。
符号一覧を以下に示します。
$b$ :長方形梁の幅(mm)
$D$ :梁せい(mm)
$d_t$ 上 :引張縁から引張鉄筋重心までの距離(上端引張)(mm)
$d_t$ 下 :引張縁から引張鉄筋重心ま での距離(下端引張)(mm)
$a_t$ 上 :引張鉄筋の断面積(上端引張)(mm2)
$a_t$ 下 :引張鉄筋の断面積(下端引張)(mm2)
$p_w$ :あばら筋比(%)
部材長、内法、位置(mm)
$α_L$ :長期のせん断スパン比 M/(Qd)による割増係数
[梁の曲げに対する断面算定]
$M_L$ :長期曲げモーメント(kN・m)
$M_{sn}$ :積雪荷重曲げモーメント(kN・m)
$M_{E1}$ :正加力時の地震荷重による曲げモーメント(kN・m)
$M_{E2}$ :負加力時の地震荷重による曲げモーメント(kN・m)
$M_{w1}$ :正加力時の風圧力による曲げモーメント(kN・m)
$M_{w2}$ :負加力時の風圧力による曲げモーメント(kN・m)
$M_s$ 上 :短期設計用曲げモーメント(上端引張)(kN・m)
$M_s$ 下 :短期設計用曲げモーメント(下端引張)(kN・m)
$M_{AL}$ :長期許容曲げモーメント(kN・m)
$M_{As}$ 上 :短期許容曲げモーメント(上端引張)(kN・m)
$M_{As}$ 下 :短期許容曲げモーメント(下端引張)(kN・m)
$_My$ 上 :終局曲げ強度(上端引張)(kN・m)
$M_y$ 下 :終局曲げ強度(下端引張)(kN・m)
$M_L/M_{AL}$ :長期曲げモーメントに対する検定値
$M_s/M_{As}$ 上:短期曲げモーメントに対する検定値(上端引張)
$M_s/M_{As}$ 下:短期曲げモーメントに対する検定値(下端引張)
$MP⊿1$,
$MP⊿2$: P-⊿効果による付加曲げモーメント
[梁のせん断に対する断面算定]
$Q_L$ :長期せん断力(kN)
$Q_{sn}$ :積雪荷重によるせん断力(kN)
$Q_E$ :地震荷重によるせん断力(kN)
$Q_w$ :風圧力によるせん断力(kN)
$Q_D$ :短期設計用せん断力(kN)
$Q_{AL}$ :長期許容せん断力(kN)
$Q_{As}$ :短期許容せん断力(kN)
$Q_L/Q_{AL}$:長期せん断力に対する検定値
$Q_D/Q_{AS}$:短期せん断力に対する検定値
固有値解析結果
「免震層設計条件」の「免震層想定変形」で設定した各変形状態における固有値を計算します。ここでは、上記の設定に加えて基礎固定時(免震層固定時)の固有値も併せて出力されます。
免震部材軸力検定値図
免震部材軸力に対する軸検定比を表示します。
[凡例]
$α_{C1}$: クライテリア No.1 の圧縮軸力検定値(1:[検定値]C)
$α_{C2}$: クライテリア No.2 の圧縮軸力検定値(2:[検定値]C)
$α_{C3}$: クライテリア No.3 の圧縮軸力検定値(3:[検定値]C)
$α_{T1}$: クライテリア No.1 の引張軸力検定値(1:[検定値]T)
$α_{T2}$: クライテリア No.2 の引張軸力検定値(2:[検定値]T)
$α_{T3}$: クライテリア No.3 の引張軸力検定値(3:[検定値]T)
※当該ケースにおいて検定が不要な検定値は表示しません。
※引張軸力が発生しない場合、
$α_{T1}$~
$α_{T3}$
免震部材軸力検定詳細
免震部材の免圧検定結果を表示します。
CSV出力項目一覧
- 断面情報出力
- RC大梁断面
- S大梁断面
- SRC大梁断面
- RC柱断面
- S柱断面
- SRC柱断面
- 壁断面
- ブレース断面
- 水平ブレース断面
- 免震装置諸元
- S大梁幅厚比
- S柱幅厚比
- 断面性能出力
- 大梁断面性能
- 柱断面性能
- 壁断面性能
- ブレース断面性能
- 水平ブレース断面性能
- 免震装置断面性能
- 非線形性能出力
- 大梁非線形性能
- 柱非線形性能
- 壁非線形性能
- ブレース非線形性能
- 水平ブレース非線形性能
- 免震装置非線形性能
- 配置情報出力
- 大梁配置
- 柱配置
- 壁配置
- ブレース配置
- 水平ブレース配置
- 免震装置配置
- 準備計算
- 節点ごとの重量内訳
- 柱量・壁量
- CM0Q
- 解析結果
- 各階重量・回転慣性重量
- 長期荷重解析結果
- 節点変位
- 支点反力
- 大梁
- 柱
- 壁
- ブレース
- 水平ブレース
- 免震装置
- 水平荷重解析結果
- 節点変位
- 支点反力
- 大梁
- 柱
- 壁
- ブレース
- 水平ブレース
- 免震装置
- 層間変形角
- 各通りの層せん断力
- 荷重増分解析結果
- 節点変位
- 支点反力
- 大梁
- 柱
- 壁
- ブレース
- 水平ブレース
- 免震装置
- Q-δ曲線
- Q-R曲線
- 指定節点の層間変位
- 各通りの層せん断力
- 建物重心位置のQ-δ曲線
- Sa-Sd曲線
- heq-Sd曲線
- 告示スペクトル
- 告示スペクトル(Fh考慮)
- 部材別層せん断力
- 部材せん断破壊発生ステップ
- 柱
- 大梁
- 壁
- 振動解析結果
- 節点変位
- 支点反力
- 大梁
- 柱
- 壁
- ブレース
- 水平ブレース
- 免震装置
- トグル制震ブレース
- 固有値解析結果(方向成分ごと)
- 要求スペクトル
- 要求スペクトルとキャパシティスペクトルの交点
- 層エネルギー出力
- 指定節点の層間変位
- 指定座標の層間変位
- 部材の全ケース最大応力
- 大梁
- 柱
- 壁
- 最大応力/長期応力
- 大梁
- 柱
- 壁
- 符号ごとの最大応力/長期応力
- 大梁
- 柱
- 免震部材面圧・歪み
- 免震部材の繰り返し依存性係数
- 断面検定応力
- 大梁
- 柱
- 断面検定耐力
- 柱
- 断面検定結果
- 大梁
- 柱
- 断面検定結果(符号ごと)
- 大梁
- 柱
- 断面検定表
- 大梁
- RC
- S
- SRC
- 柱
- RC
- S
- 壁
- 柱梁接合部
- S
- SRC
- 大梁
- 部材固有の断面検定情報
- 柱
- CFT軸力比と部材ランク
- CFT軸力比と部材ランク(通り・符号ごと)
- 柱
- その他の検定結果
- 免震部材上下節点付加曲げ
- 免震部材上下大梁のP-δ付加応力(水平荷重時)
- 免震部材上下大梁のP-δ付加応力(短期)
- 免震部材二次応力(軸力)
- 終局検定情報
- 終局時応力
- 大梁
- 柱
- 終局耐力
- 大梁
- 柱
- 接合部
- 終局検定結果
- 大梁
- 柱
- 接合部
- 終局検定結果(符号ごと)
- 大梁
- 柱
- 終局検定表
- 大梁
- RC
- 柱
- RC
- CFT
- 接合部
- RC
- 大梁
- 柱梁耐力比
- 全箇所
- S
- 通り・符号ごと
- S
- 全箇所
- 部材固有の終局情報
- 柱
- MN耐力曲線
- 柱
- 終局時応力
- 質点系モデル化情報
- 層復元力特性
- 層せん断力-変位曲線
- 初降伏発生層間変位
- 層復元力特性
- 免震装置情報
- 長期面圧検定結果
- 長期面圧検定結果(符号ごと)
- 短期面圧検定結果(質点系)
- 短期面圧検定結果(質点系_符号ごと)
解析結果出力ファイル
解析を実行すると、各フォルダに解析結果が出力されます。 ソルバーが出力するファイルのため、可読性がよくないものもありますが、RESP-Dからの出力が未対応の項目についても出力されているものがあります。
storyファイル
.story.csvの拡張子のファイルです。各階の層間変形角や、層せん断力分担の数値が出力されています。
各せん断力の集計は各集計名ごとに表記されます。 集計名は階名称 ZS** (**は、地下階も含む階を下階から順に1,2,… と連番で振った物が入ります)のあとに、以下の命名で分類されています。
- ZS**_SumW:壁・ブレース材
- ZS**_SumElemWithoutDamper:ダンパーを除いた全部材
- ZS**_SumElemVelDamper:速度依存ダンパー
- ZS**_SumElem_Column:S:S造柱
- ZS**_SumElem_Column:CFT:CFT造柱
- ZS**_SumElem_Column:RC:RC造柱
- ZS**_SumElem_Column:SRC:SRC造柱
- ZS**_Wall:BearingWall:耐震壁
- ZS**_SumElem_Brace:S:S造ブレース
- ZS**_SumElem_Brace:Damper:ブレース型の速度依存ダンパー
- ZS**_SumElem_Isolator:免震材
- ZS**_SumForLm_0及び1:設定した質点系モデルの軸力重心(「計算条件」→「層復元力特性の設定」の質点間ばね定義において指定したグループごとに集計出力します。)
- ZS**_UserDefineDrift_UserDirftCalc:001~008:「計算条件」→「層間変位計算設定」において指定した場合に出力
本ファイルには、層に関する最大値が出力されます。
下表のように層に関する固有値解析結果が出力されます
下表のように層に関する動的解析結果(最大値)が出力されます。
下表のように層に関する静的解析結果が出力されます。
stepファイル
.step.csvの拡張子のファイルです。解析結果の各ステップ結果が出力されています。
弾性解析結果は Step=1 に結果が出力されます。
荷重増分解析結果は、荷重増分コントロールで荷重倍率を指定したステップおよび変形角制限に達したステップの結果が出力されます。
立体振動解析結果は、出力ステップ指定を行った間隔における結果が出力されます。指定がない場合、結果は出力されません。
本ファイル出力では、節点名および部材名が解析モデル用記号で出力されます。 実際の節点、部材との対応は、expmodel.csvファイルをご参照ください
lastファイル
.last.csvの拡張子のファイルです。解析結果の最大値が出力されています。
弾性解析結果はstep.csvと同様の内容になるため出力されません。
本ファイル出力では、節点名および部材名が解析モデル用記号で出力されます。 実際の節点、部材との対応は、expmodel.csvファイルをご参照ください
expmodelファイル
解析モデル用の節点、部材名称と実際の位置の対応関係を出力しています。
解析結果のテーブル形式表示
ツールバーから以下のアイコンをクリックすると、各解析結果の数値データを直接確認できます。出力の形式は、CSV出力と同様の書式となります。
コンボボックスにより表示するケースを指定します。
荷重増分解析、振動解析の場合には2つ目のコンボボックスでさらにケースを絞り込みます。
表示内容は操作対象としている部材について表示します。
また、表示される部材は現在アクティブになっている伏図または軸組図に表示されている部材を対象とします。
部材選択を行っている場合は、選択されている部材についての情報のみ表示します。