使用材料の設定

使用材料の設定

ここでは鉄骨、コンクリート、鉄筋等の使用材料を設定します。メインメニュー「荷重・材料」→「使用材料」を選択すると、使用材料のウインドウが開きます。使用材料の設定において、操作の共通事項は以下の通りです。

使用材料種別の切り替え

鉄骨、コンクリート等の使用材料種別の切り替えは、タブをクリックして行います。

使用材料の変更

変更する材料のセルをダブルクリックすると、プルダウンメニューが開きますので、各部位の使用材料を階ごとに選択してください。

使用材料のコピー・貼り付け

コピー元の材料のセルをドラッグして範囲指定し、右クリックするとメニューが開きますので、「コピー」を選択してください。貼り付け先のセル(複数ある場合は先頭のセル)を選択し、右クリックするとメニューが開きますので、「ペースト」を選択してください。




鉄骨

メインメニュー「荷重・材料」→「使用材料」を選択すると、使用材料のウインドウが開きますので、「鉄骨」のタブをクリックしてください。

各部位(梁フランジ、梁ウェブ、柱フランジ、柱ウェブ、ブレース)の使用材料を階ごとに選択してください。S造断面リストの材料設定で、個々に材料を指定した場合は、そちらが採用されます(「S造柱リスト」、「S造大梁リスト・S造片持梁リスト」参照)。

コンクリート

メインメニュー「荷重・材料」→「使用材料」を選択すると、使用材料のウインドウが開きます。「コンクリート」のタブをクリックし、各部材(柱・壁、梁・床)の使用材料を階ごとに選択してください。

鉄筋

メインメニュー「荷重・材料」→「使用材料」を選択すると、使用材料のウインドウが立ち上がりますので、「鉄筋」のタブをクリックしてください。

使用材料の設定は、「階・部材による材料指定」または「鉄筋径による材料指定」により行ってください。「階・部位による材料指定」と「鉄筋径による材料指定」の内容が異なる場合は、「鉄筋径による材料指定」を採用します。

「鉄筋重心位置」のタブをクリックすると、一段目の鉄筋重心位置を直接入力できます。RC断面リストの詳細設定で、個々に重心位置を指定した場合は、そちらが採用されます(「RC造柱リスト」、「RC造大梁リスト・RC造片持梁リスト・RC造基礎梁リスト」参照)。

階・部位による材料指定

鉄筋径による材料指定

「鉄筋径による材料指定」では、アルファベットの組み合わせであれば任意の名称で鉄筋を定義することができます。手順は以下の通りです。

1.「鉄筋径による材料指定」で右クリックから「行新規」を選択して行を追加します。

2.「径下限」「径上限」に「○○<鉄筋径>」の形式で鉄筋名称を入力する。

○○の部分は、アルファベットの組み合わせとしてください。

ただし、「R」「D」は使用できません。

鉄筋名称の例)K13、S13、UD25 .e.t.c.

3.使用材料を選択する。

本機能を使用した場合、鉄筋の断面積は使用材料の選択によって変更されます。使用材料に高強度せん断補強筋を選択した場合、鉄筋径は高強度せん断補強筋の断面積が適用されます。「R」を指定した場合、鉄筋断面積は丸鋼の断面積が採用されます。その他の場合には異形鉄筋の断面積が採用されます。

高強度せん断補強筋は以下に対応しています。

製品備考
SBPD1275/1420U6.4, U7.1, U9, U10.7, U11.8, U12.6, U14.7, U16.7U6=U6.4, U7=U7.1, U9=U9, U11=U10.7, U12=U11.8, U13=U12.6, U15=U14.7, U16/U17=U16.7
SBPDN1275/1420RB7.1, RB9.0, RB10.7, RB12.6, RB15.9RB7=RB7.1, RB9=RB9.0, RB11=RB10.7, RB13=RB12.6, RB16=RB15.9
HDC685HDD6, HDD8, HDD10, HDD13, HDD16
SHD685UHD6, UHD8, UHD10, UHD13, UHD16
KSS785S6, S8, S10, S13, S16
UB785UD6, UD8, UD10, UD13, UD16
KW785K6, K8, K10, K13, K16
KH785K10, K13, K16
KH685K10, K13, K16
SPR785T10, T13, T16
SPR685T10, T13, T16
MK785MD10, MD13, MD16

鉄筋重心位置の指定

その他の部材

メインメニュー「荷重・材料」→「使用材料」を選択すると、使用材料のウインドウが立ち上がりますので、「その他」のタブをクリックしてください。

各材料のセルをクリックするとプルダウンメニューが開きますので、各部材(スラブ筋、片持ち梁ウェブ、片持ち梁フランジ、任意ブレース、杭のコンクリート)の使用材料を選択してください。