RC造大梁リスト・RC造片持梁リスト・RC造基礎梁リスト

RC造大梁リスト・RC造片持梁リスト・RC造基礎梁リスト

メインメニュー「部材リスト」→「RC造大梁」、「RC造片持梁」または「RC造基礎梁」を選択し、各部材リストのウインドウを開きます。断面寸法、配筋を直接入力により設定してください。

※「外端・中央・内端」の設定を行った場合でも、各大梁の外端・内端が自動認識されるわけではありません。各大梁で個別に設定する必要があります。デフォルトでは左端が外端、右端が内端として設定されています。


「RC造片持梁断面リスト」画面
     


「RC造片持梁断面詳細」画面


「基礎梁断面リスト」画面
             


「基礎梁断面詳細」画面


「RC造大梁断面リスト」画面
           


「RC造大梁断面詳細」画面

RC造大梁、RC造片持梁、基礎梁 断面リストの入力項目

項目備考
符号半角英数文字で入力します。
B×D円形の場合はDを0として入力します。
1段筋, 2段筋径は丸鋼をR、異形鉄筋をDとし、その他は使用材料で設定した径が使用できます。
スターラップ径については同上です。
位置「全断面」「両端・中央」「外端・中央・内端」から選択します。

RC造大梁、RC造片持梁、基礎梁 断面詳細の入力項目

項目備考
ハンチ位置ハンチの位置を設定します。
1段筋dt,2段筋dt未入力の場合、鉄筋使用材料の項目での設定値を採用します。

注意事項

  • 「断面リスト」の入力値をクリアする場合は、「(数字の)0」を入力してください。

  • 断面をクリアする場合(当該符号の部材を当該階で使用しない場合)は、「断面リスト」のBに「(数字の)0」を入力してください。

  • 「断面詳細」の入力値をクリアする場合は、「(半角英数字の)-」を入力してください。

  • 構造種別がSRC造の場合、同一部材のRC断面とS断面の符号は同じとしてください。

  • 「断面詳細」で個々に重心位置を指定した場合は、「使用材料」→「鉄筋」で設定した鉄筋重心位置ではなく、こちらの値が採用されます(鉄筋参照)。

入力例

  • デフォルト値の主筋および芯鉄筋の重心位置(dt)を以下に図示します。
単位:mm

B:500mm

D:700mm

上端1段筋:5-D25

上端2段筋:2-D25

下端1段筋:5-D25

  • Y方向
    上、下端1段筋のdt:75mm(デフォルト値)
    上端2段筋のdt:75+37.5+28=140.5mm(デフォルト値)
      ここで、
       鉄筋のあき=max(25×1.5=37.5,25)=37.5mm
       D25の最外径=28mm

  • X方向
    dt:75mm(デフォルト値)

計算に用いるdtは、1段筋と2段筋のdtを重み付け平均した値とします。
上図の場合、上端のdtは以下のようになります。
  上端1段筋のdt=75mm、上端2段筋のdt=140.5mm
  計算に用いるdt=( 75mm×5本+140.5mm×2本) / ( 5+2本) ≒94mm

  • RC大梁部材断面の入力例を以下に示します。