荷重の組合せ
断面検討は、2007年版建築物の構造関係技術基準解説書(以下、構造規定と記します)により、以下の荷重組合せについて行います。
力の種類 | 想定する荷重状態 | 一般の場合 | 多雪区域 |
---|---|---|---|
長期 | 常時 | G+P | G+P |
積雪時 | G+P+δ1・S | ||
短期 | 積雪時 | G+P+S | G+P+S |
暴風時 | G+P+W | G+P+W | |
G+P+δ2・S+W | |||
地震時 | G+P+E | G+P+δ3・S+E |
$G$ :固定荷重によって生じる応力
$P$ :積載荷重によって生じる応力
$S$ :雪荷重によって生じる応力
$W$:風圧力によって生じる応力
$E$:地震力によって生じる応力
$δ1$:多雪区域における長期積雪荷重の低減係数で、直接入力することも可能です注1)。デフォルトは0.7とします。
$δ2,δ3$:多雪区域における暴風時および地震時の短期積雪荷重の低減係数で、直接入力できます注1)。デフォルトは0.35とします。
注1) メインメニュー「荷重・材料」→「積雪荷重」参照。