層間変形角、剛性率

層間変形角、剛性率

立体として応力解析を行うため、層間変形角は位置ごとに異なります。層間変形角は、その階の柱の層間変形角の最大値を用いて確認します。ただし、斜め柱の変形角は除外します。

$$\frac{1}{_i r_s} = \frac{ \max (_i \delta 1, \quad _i \delta 2, \cdots _i \delta n)}{_i H} < \frac{1}{120}$$

$δ$ :柱頭の変位-柱脚の変位(地震力の方向の水平変位)

$n$ :柱本数

$H$ :階高

$r_s$ :層間変形角の逆数

$i$ :階を示す添字

剛性率 $R_s$の計算式を以下に示します。ただし、剛性率算出時の層間変形角 $_i r_s$は、下式で行います。

$$\frac{1}{_i r_s} = \frac{i \delta g}{_i H}$$ $_i R_s = \frac{_i r_s}{r_s} \verb|≧| 0.6$

$_i δ_g$:重心位置の層間変位

$r_s$$_i r_s$の相加平均( $\frac{\Sigma _i r_s}{N}$) 

$N$:階数

層間変形角・剛性率(階数分計算)