CMoQの計算

CMoQの計算

柱のCMoQ

土圧・水圧等による柱のCMoQについては考慮されません。

大梁のCMoQ

大梁のCMoQには以下の①から④を考慮します。なお、ダミー梁を介して伝達される荷重はダミー梁が接続する節点に節点荷重として伝達します。

①小梁、片持ち床などを含む床荷重によるCMoQo

②壁荷重によるCMoQ

③梁自重によるCMoQ

④パラペットや手すり等、特殊荷重によるCMoQ

  

剛域の考慮

「荷重条件」の設定により、剛域部分を考慮して大梁のCMoQを計算することができます。剛域を考慮する場合には、まず可撓部分で固定端モーメントとせん断力を計算します。次に、可撓部分で計算された端部応力を外力として片持ち梁として仮定した剛域部分の先端に作用させます。結果として計算される剛域部片持ち梁の元端モーメントおよびせん断力を大梁全体の固定端モーメントおよびせん断力として考慮します。

  

また、剛域部分の荷重計算方法は下記から選択できます。

「剛域を考慮する(剛域部外力はCMoQに加算する)」

  

「剛域を考慮する(剛域部外力は柱に伝達する)」