壁自重

壁の固定荷重

共通事項

(1) 柱軸力算定時

鉛直荷重における柱軸力を算定する場合、地震用重量における節点重量を算定する場合には、壁の重量を階高の中央で上下階の節点に分配するものとします。

(2) 大梁 $CMoQo$算定時

壁の重量は階高の中央で上下階の節点に分配し、梁の $CMoQo$には考慮しません。 

壁に三方スリットが指定されている場合、壁荷重は全て上部の大梁に伝達され、大梁の $CMoQo$に考慮されます。

  

(1) 耐震壁

  • 耐震壁の重量は周辺の柱梁の内法寸法で計算します。梁にハンチがある場合や、セットバック等で柱梁が斜めの場合は、それらを考慮して算定します。荷重は、階高の中央で上下階の節点に分配するものとします

  • 開口がある場合には形状・位置及び開口重量を考慮して計算します。

  • 壁の仕上げ荷重は、片面仕上げとして計算します。

  

(2) 連スパン壁

  • 壁寸法、開口の扱い、仕上げについては一般壁と同様に計算します。

  • 壁重量は壁の上下左右の4節点に振り分けられ、連スパン壁における途中スパンの重量には考慮されません。

  

(3) 非耐震壁

非耐震壁の重量の計算方法は、以下の指定によります。仕上げ壁のみの場合は、非耐震壁の自重伝達方法によります。